CEマーキング実務講座のご案内

メーカーの立場で考えました

CEマーキングの担当になって、まず情報を集めようとしたとき。「無料セミナー」を探すことになると思います。

ただ、セミナーという形式には、どうしても構造的な制約があります。

セミナーという形式の制約

  • 日程が合わない。開催日は決まっていて、こちらの都合では動きません。急ぎの案件があるときほど、次の開催まで待つことになります。
  • 半日から1日が消える。会場までの移動を含めると、実質的に1日仕事です。交通費と人件費を積むと、「無料」ではなくなります。オンライン開催でも、その時間は拘束されます。
  • 定員がある。オンライン開催でも席数は決まっています。気づいたときには締め切られていた、ということが起こります。関係者をまとめて参加させたいときほど、枠が足りません。
  • 持ち帰れるものが限られる。配布資料は手元に残りますが、録音・録画は通常できません。社内へ展開しようとすると、もう一度自分でまとめ直すことになります。
  • 聞ける量に限りがある。その場で思いつかなかった疑問は、持ち帰るしかありません。あとで条文を確認したくなっても、手元にあるのは要約された資料だけです。
  • 申し込みの負担。事前登録で連絡先を預けることになります。

どれも主催者の姿勢の問題ではなく、「決まった日時に、決まった人数で集まる」という形式そのものから来るものです。オンライン開催でも、この点は変わりません。

そこで、こういう形にしました

CEマーキング実務講座は、上の制約を外すことを前提に設計しています。有料コンテンツですが、個人ではなく会社単位でご利用いただけます。

  • 動画配信(買い切り・視聴期限なし)
    いつ見ても、何度見ても構いません。日程調整も移動もありません。必要な章だけを見返す、という使い方ができます。
  • 会社単位でのご提供・定員なし
    同じ会社の方であれば、人数の制限なくご視聴いただけます。「担当者が聞いて社内へ伝える」のではなく、関係者が直接ご覧になれます。席の取り合いも、締め切りもありません。
  • 手元資料(PDF・ダウンロード可)
    第1部〜第3部のスライド全ページをお渡しします。各ページは上半分がスライド、下半分がそのページの根拠となる法令・規格の条項という構成です。動画で聞いた内容を、あとから条文で確認できます。さらに条項索引を添付しているので、機械規則の条番号から「その条項がどのスライドで出てきたか」を引けます。書き込み用のメモ欄も設けています。
  • ドラフト作成アプリ2本
    取扱説明書と適合宣言書のドラフトを Word で出力できます。聞いて終わりではなく、その日のうちに書き始められます。
  • すべての解説に条項番号を
    「だいたいこういうもの」で終わらせません。どの条項が根拠なのかを示すので、社内説明や監査対応にそのまま使えます。

CEマーキング実務講座の内容

産業機械を欧州へ出しているメーカーにとって、2027年1月20日は区切りの日です。この日から、機械指令(2006/42/EC)に代わって機械規則(EU 2023/1230)が適用されます。

「指令」から「規則」への変更は、名称だけの話ではありません。規則は加盟国が国内法へ置き換える手続きを経ずに、そのまま適用されます。国ごとの解釈の幅が狭まる、という意味でもあります。

何が変わるのか

実務で影響が大きいのは、次のようなところです。

  • 適用の判定は「上市の日」で、1台ごとに決まる
    施行日をまたぐ在庫や、受注生産の案件をどう扱うかは、出荷日でも製造日でもなく「上市」がいつかで判断します。
  • 技術文書に加わる項目がある
    安全関連のプログラムコードの保管、センサー給電で動く機械や自律型の機械に関する資料などが、新たに求められます。
  • 取扱説明書をデジタルで提供できるようになった
    ただし条件があり、購入時に紙を求められたら1か月以内に無償で提供する義務が残ります。「PDFを置けば終わり」ではありません。
  • 適合宣言書の記載項目が増える
    従来の共通モデル8項目に対し、機械規則の附属書Vは10項目です。部分完成機械の組込宣言書、組立説明書の要求も整理されました。

2分のダイジェスト

講座の内容を2分にまとめた動画です。何を扱っているかがひととおり分かります。

収録内容

  • 第1部【知る】CEマーキング制度の全体像 ― 6つのステップ
  • 第2部【揃える】技術文書のつくり方 ― 12項目(前編・後編)
  • 第3部【宣言する】適合宣言書の書き方 ― Annex V と組込宣言書

現行の機械指令と新しい機械規則を併記して解説しているため、いま動いている案件にも、2027年以降の案件にも使えます。

【セット内容】
・動画4本 合計2時間05分(フルHD)
・手元資料PDF 第1部〜第3部のスライド全ページ(根拠となる条項つき)+ 条項索引
・ドラフト作成アプリ2本 取扱説明書/適合宣言書

55,000円(税込・本体50,000円)/ 買い切り・視聴期限なし
同じ会社の方であれば、人数の制限なくご視聴いただけます。

第1部は無料で公開しています

まず内容を確かめたい方は、こちらをご覧になってからご検討ください。第1部【知る】CEマーキング制度の全体像(32分35秒)です。


白紙の1枚目を、アプリが引き受けます

本講座には、ドラフト作成アプリ2本の利用権が含まれます。

取扱説明書は、対象規格(機械規則/EN 60204-1/NFPA 79/SEMI S2/SEMI S13)と装置の特性16種を選ぶだけで、章立てと記入指針が Word で出ます。規格要求トレーサビリティ表(章 × 規格・条項)も出力できます。

適合宣言書は、法令と製品区分を選ぶと、その様式が求める項目だけが正しい順で並びます。整合規格は925件の候補から検索でき、撤回済みの規格は自動で候補から消えます。

いちばん時間がかかるのは、白紙の1枚目です。「何を書けばよいか」を規格から拾い集める作業を、アプリが引き受けます。

▶ ドラフト作成アプリの詳細と使い方動画はこちら