認証機関から見た機械指令・EN60204-1の対策と設計方法

~要求事項やよく指摘される内容から考える、リスクアセスメントなどの注意点~

■講座のポイント

これまで第三者認証機関の審査官として多くの機械指令とEN60204-1に基づく審査を実施してきたなかで、共通する指摘がいくつかあることが分かってきました。今回はそれら代表的な指摘事例とまとめてお伝えしたいと考えております。

指摘の事例と共に該当する指令や規格の要求と、対応例をあわせて解説いたします。

設計や製造の工程で手を打てる内容が多いので、EUへの輸出にともないCEマークを自己宣言される場合や、第三者認証機関による審査を控えておられる機械機器メーカ様に対して有益な情報提供ができると考えております。

機械指令やEN60204-1の全項目に対するセミナーではなく、よく指摘される内容から解説をしていくアプローチです。

こちらのセミナ―内容は私がこれまで第三者認証機関にて15年近く審査実施し続けて、ほぼ毎回の指摘してきた内容を抽出している内容になりますので、自分で言うのもなんなのですが、かなりお得かと思っております。認証機関の審査においては少なくとも30万円以上にて提供している情報を一般化することでより広範で費用対効果の高い情報提供ができる内容になっております。

■受講後、習得できること

  • 機械指令の代表的な指摘事例の把握
  • EN60204-1の代表的な指摘事例の把握
  • 機械指令、EN60204-1の規格要求の理解
  • 機械指令、EN60204-1の指摘事項を踏まえたうえでの設計方法

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど

  • 機械指令(2006/42/EC)
  • EN60204-1

■講演プログラム

・指令と規格に関して

・認証機関の役割

・機械指令の対象

・機械指令 指摘実例、要求解説と指摘事項を踏まえたうえでの設計方法。

  • リスクアセスメントに関して
  • 人間工学に関して
  • 強度計算に関して
  • ガードに関して
  • 非常停止に関して
  • 警告ラベルに関して
  • 銘版に関して
  • 挟まれに関して

・EN60204-1指摘実例、要求解説と指摘事項を踏まえたうえでの設計方法。

  • 電気安全重要部品に関して
  • 安全インターロックに関して
  • 保護接地に関して
  • 地絡故障に関して
  • ラベル、表示に関して
  • 感電保護に関して
  • 例外回路に関して
  • 部品レイアウトに関して
  • 電線に関して
  • 電気試験に関して

所要時間: 1日

社内研修、安全規格等の新担当者様向け研修などで活用いただいております。

訪問実施型セミナー および WEB式セミナー に対応可能です。

費用はセミナー形式、参加人数、訪問場所により変わってきますのでお問い合わせフォームよりご連絡ください。